積みがちゲーマーのどうしようもない日々

罪な積みゲーマーである主が、コツコツゲームを進めながらも、ペースに見合わない積みゲーを増やす愚かな様子をお届けします

【感想・レビュー】アガサ・クリスティ - ABC殺人事件/PS4

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お久しぶりです、タウロスです。

5月病を患ったせいで、記事の更新がピタリと止まっておりました。

 

GWは長い連休にしたのですが、積んでいたゲームを全く進められなかったどころか、GW中にまた新しくゲームを買う始末

 

その買ったゲームがアガサ・クリスティ - ABC殺人事件です。

 

今回はこのゲームをクリアしましたので、その概要を紹介しつつ、感想を書いていこうと思います。

※注意※

この感想文では、犯人の名前を書くなどのあからさまなネタバレはしませんが、ゲーム中盤以降に知り得る要素(場所・人物など)について掲載している箇所があります。まっさらな気持ちでプレイしたい方は、この下のゲーム概要に関する項以外は読まないほうがいいです。

 

どんなゲームなのか?

ゲーム概要

言わずと知れた推理作家アガサ・クリスティの著書「ABC殺人事件」が原作の推理アドベンチャーゲームです。

プレイヤーは作中の主人公エルキュール・ポアロとなり、事件を解決に導きます。

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ただ推理していくだけではなく、道中で様々なパズルを解いたり、重要参考人に対して尋問を行い、適切な選択肢を選んで情報を聞き出したりと、アドベンチャーチックな要素が盛り込まれた作品です。

 

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クリアまでのしんどさ

私がプレイしたときのクリア時間は約6〜7時間程度。

行き詰まってしまったとしても、10時間くらいかなと思います。

短いです。全然しんどくありません、楽勝です。

 

お求めやすさ

DL専用なので、PlayStationStoreからの購入のみ。

2017.5.9現在で¥2,000です。ちょっとだけためらう金額ですねw

ストアのページはこちら

 

PS4のみの対応です。

ラグを気にする必要はないのでリモートプレイでも問題ないです。

 

ちなみに日本ではクロスファンクション株式会社が販売しています。

インディーゲームのローカライズを積極的にやっているところですね。

RETSNOMでもお世話になりました。こちらは500円程で買える安くておすすめのパズルゲームです。

 

 

 

ーー ※ここから感想に入るので軽微ですがネタバレ注意※ ーー

 

 

 

良かったところ

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◎ストーリー

これを入れていいのかっていう感じはありますが、ストーリーは良いです。

まあ当然ですかね(笑)。アガサ・クリスティの小説をほぼそのまま再現しているためです。

私は原作を読んでいませんが、Wikipediaの情報と見比べると、終盤で一部変更されている(カットされている)部分はありますが、過度な変更は加えられていないようです。

逆に言えばゲームだけで楽しめるオリジナルストーリーは無いということなので、ストーリーをすでに知っている人にとっては、結末を知っているため、楽しみ半減になってしまうかもしれません。

 

◎雰囲気のある町並み

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舞台となるイギリス各所の町並みは雰囲気があって素敵です。

といっても、動ける範囲はすごーーーく限られているんですけどね…汗

 

◎お茶目なポアロ

ポアロの挙動や発言がオチャメでプレイヤーを楽しませてくれます。

例えば鏡があればすぐに髭や髪型をセットします。

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自分の事務所はもちろんのこと

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被害にあった女性の自室だったり

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その女性の姉の前でもお構いなし。

 

あとは助手のヘイスティングスをこまめにディスります。

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「若い女性が絡むといつも判断が濁りますね ヘイスティングス

若い女性にテンションの上がる助手をたしなめたり、

 

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「間違いありません ヘイスティングスの髪が薄くなっています」

類まれな観察力が災いし、気づかなくても良いことに気づいたりします。

 

◎複数人で一緒に楽しめる

このゲームはとくにアクション性は求められないので、一人でプレイするだけでなく、複数人で一緒に楽しむことができると思います。

実際私も、ずっと2人でプレイしていました。操作は一人が担当しますが、選択肢などは2人で考えて選ぶ、といった形です。

 

ツッコミどころ

では続いて、この作品のツッコミどころを挙げていきます。

 

◎残念な字幕

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すでにこれまでのスクリーンショットでお気づきかもしれませんが、

字幕、小さすぎませんか?

 

このゲームの音声はすべて英語、

そのため話している内容は日本語字幕を読まなくてはいけません。

なのにこの仕打ちです。

 

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もちろんローカライズのせいではないですよ、もともと異常に小さいんです。上記は英語版字幕のもの。細いし小さい。

といっても英語わかる現地民は読まずに聞けばいいので気にならないのでしょう。

 

プレイする人は凝視しすぎによって0.1くらい視力を失う覚悟を持つか、

英語をわかるようになりましょう。

 

 

◎スッキリしない事件解決

このゲーム推理が醍醐味なんですが、かまいたちの夜的な「犯人の名前を入力して当てないとトゥルーエンドに行けない」とか、間違った選択肢を選ぶと解決できないとか、そういったことはありませんでした。

 

要因はこちら。

(トロフィー取得時のスクショでごめんなさい。一部文字を黒塗りにしています。)

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このゲームでの推理パートは上のような形で、上部にあるQuestion(解決すべき謎)にたいして複数の物的証拠や証言などの情報から正しいものを当てはめていくことで導き出す形式なのです。

これが「正解を選ばないと進まない」仕様であるため、裏を返せば「間違った解を導き出す」ということが起きないものとなっています。

なので例えば、プレイヤー自身が「え?どういうこと?」と解決できていなかったとしても、適当に(最悪総当りでも)選択肢を選んでみれば、いつかは当たります。当たるんですが、自分で解決した気分になれません

 

 正直、私の場合、終盤で犯人を言い当てるためにこの推理パートになるまで、だれが犯人なのやらよくわかっていませんでした。ですが提示された謎に対してそれっぽい選択肢を選んでいたら、いつのまにやら解決してしまいました。私としては「あっ・・・そういう真相だったんだ・・・」とスッキリしないラストになってしまいました。

 

また、物的証拠や証言などは探索によって手に入れられるのですが、そのエリアでの全探索を終えると自動的にこの推理パートに入るつくりになっています。

任意にこのパートに入ることも可能です。でもプレイヤー的には、推理パートに移らない間は、まだ全情報を手に入れていないことが暗示されてしまっている、ということになります。

そうなると探索しきるまでは任意で推理パートに入ろうと思わないので、必然的に情報の取りこぼしが起こりません

これってちょっと探索の楽しみを減らしてしまっていないかな…?とも思ってしまいます。

 

もちろん推理の楽しみをすべて奪ってしまうわけではありませんが、解決しているというよりも、受動的に解決に向かわされている感が強かったかなーというのが、ちょっともったいない気がしました。

 

 

◎そんなんどこで手に入れた?という謎なブツ

被害者の部屋、容疑者の部屋などを操作しているとふいに訪れるのがこの「考察」パート。わかりやすく言えば「パズル」を解くパートです。

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例えば上の画像では、被害者となったとある女性の部屋にあった、何か隠されていそうな時計を念入りに調べていきます。

 

このパートいわゆる、スマホでよくある脱出ゲームとかのノリですね。オブジェクトに仕掛けが施されていて、正しい操作を行うことで仕掛けが動いて中に隠されたものが手に入ると言ったものです。

 

で、この時計のパズルを解いていくと…

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こんな感じで開いたり

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上部にはこんな歯車のパズルが隠されていたりするんですが…

 

いやいや、ちょっと待ってください、

一般人がこんなものどこで手に入れたんですか!?

 

被害者の女性が、ちょっとした鍵とか紙を隠すために、こんな職人技の詰まった時計とか手に入れますか?売ってるんですか?オーダーメイドですか?(笑)

 

この時計だけではありません。作中にたくさんのパズルが出てきますが、どれも手の込んだ逸品ばかり。

イギリスではこんなものをそこら中の家庭が持っているんでしょうか?(苦笑)

 

パズルパートなわけで、ゲームとしては楽しめるものではあるんですが、世界観とかを考えるとどうしても違和感があるのは否めません。

百歩譲って犯人とかが持っていて隠すために使っているのならまだいいんですが、どの家に行ってもこんなのがあります。

 

なんだか、パズル入れたほうが謎解き感が増すでしょ!というノリで入れた感じが出ている気がして…ちょっと面食らいました。

あとこのパートの操作性は、お世辞にも良いとはいえませんでした…。

 

【まとめ】ゲームは「失敗がある」ことが大事かも

なんだかツッコミどころが多くなってしまいましたね…

あんまり悪いようには書きたくなかったのですが…。

 

感想をまとめてみますと、

有名な作品が原作であるがために、そこからは離れられない中で、色々な要素を盛り込むことに挑戦していると思います。ですがそれぞれの要素がうまくまとまり切れなかったというか、ぶつ切れになっている印象でした。

また、ゲームの根幹となる推理の部分が、致命的な間違いを犯せない作りになっているがために、シナリオ通りに解かされている、と言った感覚を持ってしまったのが、ネガティブなポイントとして大きかったです。

例えばこれが、選択肢によっては間違った答えを導き出してしまうとか、そもそも選択肢を自分で無限に作れるようなものになっているとか(文字入力があるなど)、あとは探索不足で必要な情報を取りこぼしている可能性があるとか、そういうミスを誘う要素があるだけでも変わったと思います。

そのほうが、選択肢を選ぶ重みが増しますし、そのための情報を得る探索の重みも増します。間違いを犯したくないので、じっくりと考えると思います。そこの楽しみがほとんどなかったのが、一番勿体無い点だったのかなと思います。

 

 

最後に、ちょっとまあおこがましいですが、点数をつけてみたいと思います。

タウロスの”おすすめポイント”

35点/100点満点

<こんなひとにおすすめ>

・原作好きでその世界に入ってみたい

・謎解きが好き

パズルゲーム好き

 

ただし…

・謎解き難易度は低め

・マルチストーリーではなく、やり込み要素も少ないため、長くプレイはできない。

 

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